今回想定するケースは、「ウイルスによって人間が怪物化した世界」です。
映画「アイ アム レジェンド」から、世界滅亡と怪物への対策方法を学んでいきましょう!
映画「アイ アム レジェンド」の世界
映画「アイ アム レジェンド」の世界 は、ウイルスによって人類が壊滅。その後も、生き残った人々を襲う「ダーク・シーカー」という怪物化した元人間が蔓延る絶望的な世界となっています。
映画では、崩壊後の世界に関する描写が少ないですが、興味深い作品となっています。

簡単なあらすじです。ネタバレ注意!
がんを克服する目的で、はしかウイルスを遺伝子操作して作られた新薬が2009年に誕生。
その新薬が、人を死に至らしめる「クリピン・ウイルス」へと突然変異を起こしてしまいます。
ニューヨークから空気感染で世界中に広がり、世界人口60億人の90%である54億人が命を落としてしまう事態に。
死を免れた10%の人たちも、そのうち98%が暗闇に潜む怪物「ダーク・シーカー」となり、生存者を襲って捕食し始めました。
な世界滅亡の危機が訪れた3年後の2012年、映画の主人公であるネビルは研究者で、生存者のいないNYでウイルスの血清を研究しつつ生き残っていました。
ある日、研究のためにダーク・シーカーの群れから女性を生け捕りにした事で、ネビルは群れのリーダーから執拗に狙われるようになっていました。
そしてついに、ダークシーカーの罠に嵌って、相棒のサム(犬)を失ってしまう。
自棄になったネビルを救ったのは、アナという女性とイーサンという男の子によって助けられます。
しかし、ネビルを救った際に夜のうちに家に帰った事で、ダーク・シーカーにネビルの家がバレてしまいました。
自宅を襲撃され、アナとイーサンを連れて地下室の研究室に逃げ込みましたが、すぐそこまでダーク・シーカーが迫ってきます。
「血清を投与した女性が人間に戻りつつある」と、必死にダーク・シーカーたちを説得しますが、ダーク・シーカーたちには届きません。
諦めたネビルは、血清を守るために手榴弾でダーク・シーカーの群れごと自爆します。
その後、アナとイーサンは生存者コロニーに到着し、ネビルが命を懸けて残した血液を届けることが出来たのでした。



ウイルスの遺伝子操作は本当に危険だ。



生存者は最大でも1200万人か…。
対策①怪物の情報を集める



「敵を知る」というのは、一番基本的な対策です。
映画「アイ アム レジェンド」の世界の怪物「ダーク・シーカー」の特徴は、映画内でも詳しく知ることが出来ます。
ダーク・シーカーの特徴
- 全身の体毛が無い
- 紫外線への耐性を失っている
- 常人を上回る身体能力
- 凶暴で、人間を襲って捕食する



要は、太陽が出ている間には現れない怪物です。
太陽光が出ている昼間は、ダークがシーカーが外には現れません。
しかし、日の光が届かない暗い室内は、ダーク・シーカーたちの巣窟と化しています。
日が落ちる前に安全な拠点へと隠れることが出来れば、危険性が低く抑えられるケースと言えるでしょう。
主人公が知らなかった部分
映画の主人公のネビルは、ダーク・シーカーたちの上記の特徴を把握して、対策することで3年間生き延びていました。
しかし、以下の点を知らなかったことで窮地に陥ってしまいます。
- 社会性を持つこと
- ある程度の知能があること
主人公のネビルは、治療のための血清の実験サンプルとして、罠を用いてダーク・シーカーの女性を捕獲しました。
このことが発端となり、ダーク・シーカーのボスに執拗に狙われることになってしまいます。



単なる怪物ではなかったってことだな。
ダーク・シーカーに仕掛けられた罠で逆に捕らえられてしまい、襲われて相棒を失ってしまいます。
対策②拠点の確保と要塞化



拠点の確保と要塞化は重要だ。
安全かつ安心して休むことが出来る拠点を確保することは、最も重要なことの1つです。
映画「アイ アム レジェンド」では、主人公の自宅を拠点として隠れ住み、3年間も生き延びていました。
基本的には、拠点の場所がバレないようにするのがベストです。
全ての窓を雨戸などで塞ぎ、紫外線を照射できるライトを設置したり、車両に爆薬を設置して要塞化していました。



防御性・隠密性を高めているな。



ライフラインはどうしてたんだろう?
対策③必要物資と娯楽の確保
安全な拠点を手に入れても、徐々に必要物資が枯渇します。
また、ストレスのたまりやすい状況下にいるため、ストレス解消の娯楽が必要となるでしょう。
映画では、ライフラインをどのように確保していたのか不明です。しかし、安全圏を確保することで、必要物資には困らないようにしていました。
物資を自宅に備蓄しておくなら、保存性の高い食料だけでなく、娯楽に関するものも用意しておきましょう。
対策④戦闘能力の向上
映画「アイ アム レジェンド」の主人公は筋トレで身体を鍛え、銃を用いた狩猟を行って訓練していました。
やはり、いざとなった時に頼れるのは己の肉体と武器ですよね。
運動不足の現代人は、全力ダッシュもまともに出来ないほど運動機能が低下している場合もあります。
走る能力は生き残る力とイコールと言っても過言ではありません。最低限走れる身体をキープしておきましょう。
日本には銃火器と弾薬が少ないので難しいところではありますが、武器を用いて戦えるように鍛えておくべきです。



私が初めて散弾銃を撃った時は、全然当たりませんでした。



強い武器でも習熟が必要ってことだね。


対策⑤現状の打開
「ウイルスによって人間が怪物化した世界」は、隠れて生き延びていても状況が良くなることが無いというケースです。
そういった場合は、状況を打開するために行動することが必要となります。
映画「アイ アム レジェンド」では、ウイルスの治療が出来る血清を作り出す研究を行っていました。
これは、拠点である自宅の地下室に研究室があるという特殊な状況だから出来ることですね。



一般人には難しい手段ですね。
映画では、北に感染者のいないコロニーが存在します。
一般人の場合は、生存者のコロニーへの合流を目指すのが一番でしょう。
出来る限りリスクを回避しつつ、行動するのが鉄則です。
おまけ【覚えておきたいポイント】



参考になるポイントを紹介します。
腕時計のアラームで行動時間の管理
日が暮れてしまうと、ダークシーカーが現れる危険な時間帯になる世界です。
映画の主人公は、日暮れ前に拠点に帰ることが出来るように、腕時計のアラームを設定していました。
最近はスマホのアラームに頼りがちですが、太陽光で発電も出来るタイプの腕時計をしていると便利かもしれないですね。
孤独感の軽減方法
主人公のいるニューヨークは他の生存者がおらず、3年間の孤独感は凄まじいものだったと思います。
相棒の犬がいたのが唯一の救いです。
主人公は、マネキンをエリアに設置して、話しかけることで孤独感を和らげていました。
孤独感を和らげる方法として、ちょっと覚えておきたいですね。
まとめ
映画「アイ アム レジェンド」から、世界の終わりへの対策法をいくつか学ぶことが出来ます。
- 敵の情報を集める
- 安全な拠点の確保
- 必須物資と娯楽の確保
- 戦闘できるようにする
- 現状を打開するために行動する
上記の対策法は、様々なケースに対応できるのでしっかり覚えておきましょう。


コメント